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でんでん雑記ver2.0


2009/02/08 [日] 

そういえば春で鬼太郎が終わってドラゴンボールZのデジタルリマスター&再編集&再録音版の再放送が始まるんだってな。確かにZは連載に追いつかないために前回のあらすじだけで半分以上の時間を使ったり結構無茶苦茶してたので、再編集には意味がある気がしないでもない。けど、再録音はどうだろうなぁ。天津飯とかどうするんだ?

[特撮][轟音] 炎神戦隊ゴーオンジャー#50「正義ノロード」[終]

・最終回。

・ヨゴシマクリタインをやりすごしてアバンであっさりデウス・ハグル・マギアを破壊したのはちょっと驚いた。まぁ、ここで時間をかけるほど尺が残っていないといえば確かにそうなのだけど。

・デウス・ハグル・マギアを破壊したので黒緑金銀も復活。こうなることは先週示唆されていたが、ヨゴシマクリタインが「消したはず」とか言って驚いてるのはなんでなん?自分で正義カイサンの理屈を把握してなかった?

・マスクオフ状態での見得きりシーン。ポーズのキレはやはり若干劣る(それでも素晴らしく頑張っている)のだけど、キレを補って余りあるお得感やケレン味がある。戦隊の醍醐味の一つだよなぁ。

・ヨゴシマクリタインが突然とってつけたように「11次元の覇者」とか連呼しだすのはなんだろうね?11次元というと、超ひも理論とかのアレだろうけど、なんでそんな用語に?

・ヨゴシマクリタインとの決戦はそこそこに、残りの時間を(声の出演も含めた)オールスターキャストでエピローグに当てたのは非常にいい感じ。エンディングまでスペシャル版(「ウィニイングラン」)と至れり尽くせりだ。1年がかりの作品なんだし、最後ははこれぐらい豪華に締めてもらいたい。ライダーやプリキュアもこういうところは戦隊を見習ってもらいたいよね。


・炎神戦隊ゴーオンジャーは、非常にスタンダードな戦隊だった気がする。「戦隊らしさ」を集めて作ったようなそんな印象。そんな中でもクリスマス前の怒涛の販促回を始めとして随所に見られたケレン味の持たせ方など光る部分も多かった。名作傑作とはいえないかもしれないけど、佳作良作の部類には入ったんじゃないかなーと。


シンケンジャー。あの馬鹿でかい剣はてっきりCG処理専用だと思ってたら、ゴーオンレッドと切り結ぶ画で本当に振り回してて驚いた。ありゃ大変そうだなぁ。

[特撮][DCD] 仮面ライダーディケイド#03「超絶」

・アバン。てっきりここで地獄兄弟退場と思ってたら違って吃驚。やさ車さんの「相棒を笑ったな?」からOPに繋がったのは噴いた。

・笑われたことに腹を立てた地獄兄弟は目的を見失ってクウガを狙い撃ち。なんだか良く判らない展開に呆れるディケイドの様子がちょっと可笑しい。

・地獄兄弟が退場する際に現れた次元の壁に映ってたシルエットは、デルタとタイガ?あれ?児童誌に載ってた話だと召喚されるライバルライダーはカイザって話だったと思ったけど??あれはどう見てもカイザの目じゃないよなぁ?

・ユウスケがアークルを手に入れた場面に謎のオッサンが。というかあの感じだと、オッサンがユウスケにアークルを渡しているようにも見えるな。あのオッサンがいろんな世界を巡ってディケイドに対抗するためにライダーを作ってるとかそんな感じだろうか?

・聖なるゲゲルは失敗したのになぜかガミ夫復活。「目覚めるはずがなかったガミ夫が、世界の崩壊とともになぜか目覚めた」ってのは、「クウガでお蔵入りになった狼型グロンギが、ディケイドという番組でなぜか復活した」ってことかね?

・ガミ夫の声が立木文彦なのは、クウガのナレーターだったからだろうか?こういう芸の細かさはいいね。

・「究極の闇」の力でグロンギ化するリント。確かグロンギってのは「悪」のメタファーで、それを断罪するリントの戦士クウガも基本的には同じ力の発現であり、心(善心とか自制心とか)を失えばダグバと変わりなくなるってな感じだったので、ない話でもないだろうという気もする。闇自体が人の悪心を呼び起こすものであるとかそんな感じで。

・ガミ夫ともやしの会話でもやしが「人間とは戦いあわなくてはならない、全てを破壊する存在だと思ってたような気がする」と語っている。この台詞受け取り方として、二通り考えられて、「自分(ディケイド)が人間とは殺しあわなければならない存在」と言ってるようにも「人間とは、互いに殺しあい全てを破壊する存在」と言ってるようにも取れる。ライダー大戦のこともあるから前者かな、と思わなくもないけどなんか違う気もする。まぁ、ガミ夫も「自分は目覚めるべきではなかった」「リントはグロンギになって殺しあう宿命」と言っているので、両方の意味をこめているとも取れなくもないか。人間が殺しあって全てを滅ぼすような存在だから、自分とも敵対すると思ってたのかもしれないし。

・グロンギの集団に囲まれて戦うディケイド。ありえないような声の裏返り方をするのは「元々人であったグロンギを殺す気で戦うことに対する心理的な抵抗」を示す演出だろうか?いつもに比べて戦い方が不細工で何より弱いから、多分そうだろうと思うけど、もやしの普段の演技から実はそうではないのではという疑念も拭い去ることは出来ない。いやまぁ、演出だよな。

・お、グローイングフォームも出たね。一瞬だけど。

・加勢に現れたクウガを見たガミ夫の「人も強さと戦いを求める。グロンギになるのは定めだ」と言う発言に、突如猛然と反論するもやし。「(クウガが)戦う理由は、他の人が誰も戦わなくて済むためだ。例え自分ひとりが闇に落ちても、誰かを笑顔にしたいと思っている」…えーっと、それは本来のクウガの主人公である五代雄介のことを言ってるとしか思えないんだが。実際問題、この時点でユウスケは未だに八代姐さんに笑ってもらうために戦っているわけで、もやしの演説を聴いて戸惑っているようにも見えるし、なんだろうこれ?

・うーん、もしかしてあれか?もやしは本来クウガがそうあるべき姿をユウスケに教えるためにこの世界に来たとか、そういう話なのか?直後にクウガのカードを取り戻しているし、「仮面ライダークウガ」とはこういう物語だったんですよということを思い出すとカードを手に入れられるとか、そんな感じなんだったりして。

・ファイナルフォームライドキタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!! まさかガチンコで玩具と同じ変形をするとは思わなかったので驚いた。首折れてるって!怖いわ!!!!

・ファイナルアタックライドクウガはクウガゴウラムで捕らえた相手をキックで蹴り殺す、というもの。正直イマイチかなぁ。

・ガミ夫の最期「お前も人だったのかもしれないな」「ならお前はどこから来た」というやりとりと、「リント、闇が晴れるぞ」という台詞は蛇足だったよね。

・ってか、ガミ夫やもやしが「人」と「リント」を使い分けてる根拠がイマイチ判らんよな。「人」はリントとグロンギの両方を含んで、わざわざリントと言う場合は善人を指してるのかなーとも思わなくもないんだけど、違うような気もするし。

・写真館でポトフを食ってたときのもやしとユウスケの会話で、ユウスケと八代姐さんの写真がピンボケてる理由として「惚れた女にほめて貰うために戦うと言う物語では俺は感動しない、だからボケた写真になる」と語っている。そして、(おそらくもやしの演説と)八代の死を機にユウスケの意識が雄介のものに近づいた(「仮面ライダークウガ」に物語の本筋が近づいた)ことで、もやしの撮った写真に変化が。やっぱりディケイドは微妙にズレたライダー世界を過去ライダーの筋に戻して回るという話、ってことなのかね?

・僕は青空になると決意したユウスケのもとに、キバーラお届け。で次回に続く。

・予告編。次回からキバ編突入。ワタルはなんだかふっくらしすぎてる気がしなくもないね。あと、ワタルとキバットにディケイドの危険性を伝えたのは例のオッサンではなくキバーラらしい。と、それはさておき、やっぱりカイザがいるね。あれ?じゃあ冒頭のデルタのシルエットは何?あと、キバットとカイザの声はオリジナルのままっぽいな。ガルル達もそうなんかね?ってかそれを言い出すと糸矢なんか顔出しで元のままだったけど。

[アニメ][キュア] フレッシュプリキュア!#02「つみたてフレッシュ!キュアベリー誕生!!」

・OPはもうすっかり聴きなれているのだけど、やっぱり映像の方は慣れないなぁ。とりあえず、せめて、君達はなぜ悪魔に魂を売ったのか→くぱぁのところだけでも変更してくれないものだろうか。

・美希の母ちゃん美希より顔若いじゃねーか。ってか声とのギャップがなぁ。違和感アリまくりじゃね?

・髪といたラブは本当にブッキーに見えるなぁ。並んでるとはっきり髪の色が違うけど、ブッキーは変身すると髪の色が変身前のラブっぽくなるからなぁ。そういえば変身前のイースと美希も似た色の髪と前髪の処理だが、意図的にやってるのかね?

・それはともかく、いちいちリアクションが大きく表情も豊かなラブは可愛いな。

・美希の彼氏の正体バレ。で、どうやら美希の家は父親と別居(離婚?)して弟はそっちと暮らしていることも判明。複雑な家庭環境はそのうちそういう話があることへの布石なんだろうか。少なくともラブやブッキーに弟のことを話す話はあるだろうけど。

・人前で堂々と変身して名乗り口上を上げるイース。まだ知名度がイマイチだからなのか、変身直後の市民の反応の薄さがなんか妙に可笑しい。そのうち知名度が上がると姿を見せるだけで反応してくれるようになるのだろうか?不幸を集める、という割にジュースで洪水とかなんとも微妙な作戦をおこなっているので、あまり怖がられずにただ単に迷惑な人として認知されて、ブーイングを浴びるようになったりして。それはそれでイースの感情でFUKOゲージが溜まっていきそうだな。

・ベリー変身。なぜスケート風なのかは不明だが、ぼんやり回ったりぼんやり走るラブに比べるとキレてるだけマシな気はする。

・せっかくアフロで駆けつけたのに、なんのツッコミもいれないベリーに絶望した。というかそもそも気付いた様子もない。なんというボケ殺し。弄られないことにラブも反応してないのもなぁ。そこはなんか入れとけよと。

・ピーチ変身。変身の序盤でアフロが通常の髪型に戻るシーケンスがあって笑った。まず2話目でアフロになることが吃驚だが、ラブは中々の逸材かもしれん。

・戦闘シーン。あの超ミニでの格闘はかなりの不安材料だったのだけど、どうやらスカートの中のもこもこで鉄壁ガード、ということにして今までよりアングルに拘らない方向性になってる模様。

・ラブと美希がミユキの元でダンスレッスン開始。楽しそうなその様子を誘われながら断ってしまったブッキーが寂しそうに見てる、というシーンで次回に続く。なんでもいいけど、ミユキさん売れっ子の癖にこんなことしてる暇とかあるのか?実はあんまり売れてない?

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]
絹崎 (2009/02/10 [火]  04:48)

炎神戦隊は玩具の方でも「出し惜しみはしない」がモットーだったそうです。色々な決まりごとを復活させた本編も戦隊の王道を見せられたようで本当に安定感があり、それだけに最終回も実に最終回らしいものでした。主題歌にのせたメットオフでの名乗りでは、これまでの道程を思い涙ぐんでしまいました。「清水奈央」みたいな遊びも、三悪に対しての救いみたいでよかったです。

絹崎 (2009/02/10 [火]  05:03)

「花屋さんから刑事になったら痩せたなぁ」等とぼんやり視聴している身には、ディケイドがそれぞれのライダーの世界を元々の物語に戻していく話だという読み解きは目からウロコものでした。この調子で他のライダーも修正していくなら凄いことになりそうなのですが。にしても、確かにあのクウガ飛翔体への変形は「ちょっとくすぐったい」だけには見えませんね(^_^)

さんとお (2009/02/11 [水]  00:25)

ゴーオンジャーは玩具売れたらしいですね。やはりキャラクタ性をを打ち出したほうが玩具欲しくなったりするものなのかもしれませんねぇ。
最終回は丁寧でよかったですよね。クライマックスの顔出しの名乗りは戦隊の華ですし、エピローグの丁寧さ豪華さは素晴らしいものがありました。最近では1年続く番組というのもそうそうないわけですし、最終回はやっぱり特別なものとして制作して欲しいですね。戦隊は比較的いつもスペシャルエンドなんですけど、なんかこうライダーやプリキュアは尺を合わせるのにいっぱいいっぱいなのか、販促が終わった作品に興味がないのかこの辺がおざなりになってて残念でなりません。

さんとお (2009/02/11 [水]  00:30)

佐藤寛子は痩せましたよねぇ。リュウケンドー以来特に気にして見てなかったので、久しぶりに見たら全然印象変わってて驚きました。アネさん呼ばわりされるのにふさわしい風貌にはなっていたとは思いますけど。
ライダーの物語を修正していく、というのはまだ一つ目のえぴそ^度が終わった段階での予想にすぎず、捻くれた展開が売りの平成ライダーの場合、ブラフという可能性も否定はできませんけどね。
そうでなくても途中でいつの間にか路線が変わるなんてのはよくあることですし。
クウガゴウラムへの変形は、まぁ、もはやグロの域ですよね(^^;
いやまぁ、個人的には面白かったですけど、よくあんなビジュアルでゴーサインでたなぁ。