2010/12/30 [木]
▼ ライダーとウルトラの映画観てきた。以下ネタバレありの感想。
▼ [映画][000][W] 仮面ライダー000&仮面ライダーW MOVIE大戦CORE
うーん、微妙。
以下、ネタバレありで感想。
まずはW。
おやっさんの格好良さはガチだし、山本太郎の役の安定感は抜群としか言いようがないし、バットドーパントの姉ちゃんはエロい体してたし、近頃あんまり観ないようなタンクローリーを使った派手なスタントもあったし、さりげなくシュラウドと壮吉の関係も発覚したし、風都の面々も意外とがっちり再登場してたし、話自体もいい話なんだけど
なんというか、段取りを追ってるって感じがするわけですよ。
壮吉が罪を数えたり亜樹子に会えない理由があったことが判明するのは凄く良かったし、そこに持っていく流れも淀み無かったのだけれど、逆にスムーズすぎたというか。
いや、壮吉の渋い声で初「お前の罪を数えろ」は超かっこ良かったけど。
で、オーズ。
酷い。なんかもうガッチャガッチャで酷い。ひたすらダイジェスト状態だし、そもそもなぜ信長が必要なのかも分からない。いわんや明智のバレエとか。
なんかアンクほとんど出てこないし。
一応、第6のグリード(?)の前振りとか、鴻上ファウンデーション製のコアメダル?とか、もしかすると本編に繋がるのかもしれないネタも出てたけど、ウヴァ、カザリ、メズール、ガメルが仲良く一緒に居たりしたし、多分本編とは関係無い話にしちゃってるのもDCD以前の平成ライダー映画っぽくてガッカリ。
つかそもそもなんで脚本が小林靖子じゃないのかと。
MOVIE大戦。
すごく無理に付け足したようなオチでガッカリ。そもそもスカルの回想やオーズのどこを観て「仮面ライダーがああいうものだ」と思ったのか。
力があるから責任を背負ってるだけで、異形だからとかそういう話じゃなかったろ。
タジャドルの変な千手観音とか見所がないわけではないけれど、バトル自体もあんまり面白くなかったし。
トライアルとか出もしかなかったし。
▼ [映画][ウルトラ] ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル帝国
うーん。微妙。
内容はゼロが円谷マイナーヒーローをリファインしてさらにマイナー臭を増した仲間とつるんで、声オタ腐女子以外はあんまり嬉しくない微妙な新ユニットを結成する話。
まず、全体的にダイジェスト風味。新作の独立した作品なのにまるでTVシリーズの総集編映画みたいな感覚。
展開のテンポも悪く、ゼロとナオがジャンパードに拾われる前に既に劇場のお子様はダレてた。
前作に比べアクション控えめ、メンバーがメジャーなウルトラ戦士からマイナーヒーローになり人数も激減しているのでお祭り感も減少、それどころか公開前のプロモも全然控えめになってて尺以外の全ての面で前作よりもボリュームダウンしている印象。
突込みどころはまぁ多いし、実際嫌いではない部分も多く、箸にも棒にもかからない、なんてことはないんだけれど、前作の神作っぷりからすればかなりの肩透かし。
まぁ、前作の出来が良すぎたってのはあるんだけれど。
以下、ネタバレありで感想。
・長谷川初範キタ――(゜∀゜)――!!
声だけだけれど嬉しい。今回はユリアン役も本物なんだぜ。
2次元人役の声も鏡京太郎役の人だったらしい。
ありがてぇありがてぇ。
・チートキャラのゼロに制約を設けたのはイイ感じ。
前作の時点でウルトラ戦士最強状態だったので、変身に制約を設けたのは良い判断。
ただし、その制約をうまく話で使えてないのは残念無念。
回数が限られてるのに何の根拠もなく、しかも逡巡もせずホイホイ使うな。
いや、それがゼロらしさといえばそうなんだけど。
・ゼロの人間体の人はなかなかイイ感じ。
いかにも兄貴って感じで。
あと宮野真守の声とあんまり違和感なくつながってるのもイイ。
宮野真守がいいかどうかはさておき、既にゼロはあの声であのキャラのイメージだからな。
・グレンファイヤーにファイヤーマンの面影を感じない。
まぁミラーナイトもジャンボットもそうなんだけど。
ジャンバードなんかウィングガンダムかって感じだしなぁ。
・三角座りでひきこもるミラーナイトの絵面がおもしろすぎた
なにやってんだ(;´Д`)
そしてミラーナイトを社会復帰させるために背後からゼロが抱きつくのだが
その時の絵面が
なんかこうゼロがミラーナイトの乳もんで、ミラーナイトが悲鳴を上げてるみたいな絵面で
さらに(;´Д`)
なんだこのキャラ。
・叫べナオ!ジャンファイト!
ナオが名乗った時から絶対やるだろうと思った。
エメラナ姫のフェードインは、円谷的にはアイゼンボーグだろうか。
どっちかというとキャプテンフューチャーのカルシウム不足のエピソードを彷彿とさせたかな。
・ノアキタ――(゜∀゜)――!!
「バラージの盾のかけら」が物凄く判りやすい形をしてたので
絶対出ると思った。
しかし、ただでもチートなゼロをデュナミストに選び(?)
今作で折角ついた弱点をあっさり克服させてしまったのは正直どうか。
もうゼロは手がつけられない存在になったんではあるまいか。
・アークベリアル
背中のクリスタルがスペゴジっぽい。
うむ、なんだかんだで結構楽しんでたな。
でも実はライダーとどっちが満足度高いかというと実はライダーの方なんだけどな。<なんだそりゃ
▼ ところで、今日ウルトラ見に行って知ったのだが、来年早々梅田ピカデリーが閉館するんだな。
正直古臭い映画館で、狭いし椅子などもイマイチなので最近こそあんまり行かなくなったが
小学生の頃から通ってた映画館なので、なんぞ物悲しいものがあるのう。残念。
ライダーの方は観てきました オーズ側は本当に酷いというか、TVの設定をほとんど無視と言っていい感じでとても残念でした。
後藤が今の時点でバースに変身しちゃいけないでしょうという気もするし。
アンクの人はスケジュールが合わなかったとかの事情があったんでしょうね…
ダブルの方は、ちゃんとまとまっていて、いろいろと過去も明かされて良かったですね。「おまえの罪を数えろ!」の原点が見れたのが燃えました。
それにしても、26年ぶりに吉川晃司の主演映画を観たことになるんだなぁ…
こちらでも6月に、今までライダーや東映系を上映していた老舗の映画館が閉館してしまって、市内の映画館は新進のシネコン一館だけになってしまいました。
一応シネコン形式にはなっていたものの、席が指定予約式でなく整理券を配るだったりとか、田舎なのに駐車場が少ない・有料というあたりも、敬遠された理由だったとは思いますが、やはりちょっと寂しいものはありますね。
オーズの映画は従来の平成ライダー的でしたよね。まぁ、響鬼の時ほど酷くはなかったですけど、ありゃないと思います。
アンクの人のスケジュールが合わない、なんてことは多分無いと思います。このへんのスケジュール込みで押さえてると思いますし。
単に敏樹が使いにくいから使わなかったとかそんなんじゃないでしょうか。多分ですけど。
映画館は、当然今時のシネコンの方が椅子もいいしハシゴするにも便利だしいいっちゃいいんですけど、建物自体に思い出があるような古い映画館なのでやはり寂しいです。
ドキュメントダグラム&ザブングルグラフティとか、クラッシャージョウとか観に行った映画館なんですけどねぇ。
ああ、懐かしい。
ああ、響鬼は確かに酷かったですね。敏樹は自分がメインライターのときの映画は良いんですけどねぇ…(キバは観てませんが)
こちらでは、ガンダムやザブングルを上映してた映画館が、真っ先に消えました(泣)もう10年以上前です。
映画を年に3本以上も見るようになったのはここ数年なので、知らないうちに市内の映画館が全滅していたという感じですね…
お体の方、大事にしてくださいね、良いお年を。
あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。
井上御大はおそらく自分が書いてない作品はそう詳しくないし、調べる気もないんだと思います。
それでも一応形にするのが持ち味の一つでもある気もしますけど。
松竹系の映画館は結構きつかったんでしょうかねぇ。いや、東映や東宝もシネコン化してるので、特に松竹だけがキツイってわけでもないんでしょうけど。
体の方は直になんとかなると思います。
ご心配をおかけして申し訳ございません。