2008/09/22 [月]
▼ [野球] 石川プロ初勝利!阪神Vへ再スタート!(野球) ― スポニチ Sponichi Annex ニュース [スポニチアネックス]
よっしゃ!首の皮一枚!!
とりあえず、今日の試合は石川に尽きるな。素晴らしいピッチングだった!
初回のウンコ今岡のトンネルの後、村田を3球3振にとったシーンとか、5回の満塁のピンチでの村田との勝負は痺れたね!
この苦しい時に新たな若いヒーローが出てくるのは実に喜ばしいよな!!
カッコいいぞ石川!次も頑張ってくれ石川!
と、
それはいいんだけど打つ方はもっと頑張れ(;´Д`)
ほぼ毎回得点圏にランナー送っといて初回と2回にしか得点できないとか、いい加減にしろ!!!
あと毎度毎度3アウト目を取られる今岡をいつまで使う気なんだ岡田!
この前の巨人戦から何度金本が先頭打者になってると思ってるんだ。
この土壇場で打てない守れない走れないの3拍子そろってる今岡を使い続ける意味はなんだ?
まだバルディリスの方が守って走るだけマシだろ。いい加減にしろ。
<…ほんで、巨人はいつになったら負けてくれるん?
▼ [雑誌] 週刊少年ジャンプ43号
「アスクレピオス」内水融の新連載。絵とキャラが可愛い。話の方もまずは目立って悪いところはないと思う。あとは早い段階、5週目ぐらいまでに読者を引き込む展開に持っていけるかどうかが問題かのう。まぁ、現状すでに詰んでる漫画がちらほら見受けられる今のジャンプの場合、よほどのことがなければ11週終了はないとは思うのだけど。いや、そうとも言い切れんかなぁ?
「トリコ」しばらく静観してたが、この漫画、改めて島袋光年の漫画力の高さが浮き彫りになってるような気がしなくもない。よくこれだけ訳の判らない題材をこれだけ読ませる作品に仕上げるものだなぁ。
「バクマン。」石沢君批判が耳に痛い。しかも石沢君俺より上手いし。ちゅーか、今時はマンガ絵描くのってアピールになるのか?俺らの頃は知られた時点で人生終了って感じだったんで必死こいて隠してたんだが。
「SKET DANCE」「銀魂」もそうだけど、シリアス話をやるたびに掲載順位が落ちてるような気がするね。作者的にはこれが一番やりたいことなのかもしれないし、内容もそう悪くはないと思うのだけど、今のジャンプ読者的にはあまりウケが取れない路線ってことなんじゃないのかなぁ。
▼ [映画] 大決戦!超ウルトラ8兄弟
結論から言おう。
ガッカリした。
とにかくドラマ部分がメリハリ無くてダラダラしすぎ。画作りがヌルすぎ。そしてお祭り感なさ過ぎ。
前作が神懸っていただけに失望感は大きい。
まず第一にダーゲットを絞り込めてない感じがいただけない。
平成3部作ファンを狙っているのなら中途半端にやらずにGUTSのダイゴや宇宙に消えたアスカのその後や、「根源的破滅招来体」を描くべき。
子供がターゲットなら、前作同様ミライを中心に描くべき。
唯一、あまりにも豪華なカメオや小ネタの数々で、昭和ウルトラファンに対するサービスは充実してるといっていいが、映画的にはあくまでオマケであるこれらの要素で頑張られてもな。という気もするので微妙。いや、本当に徹底した充実っぷりで、楽しかったのは間違いないんだけどな。岸田森の写真とか思わず声出たし。
以下、ネタバレてるので注意。
ドラマ部分。
おそらく、「人の心の光(善き心とか夢とか希望とかそういうの)がウルトラマンである」といったティガ以来のテーマが基本にあっての脚本だろうと思う。
ついでに言えばティガのリアルタイム世代、今、高校生〜大学生ぐらいだろうか?に対して社会に踏み出すにあたっての激励の意味もあるのかもしれない。
が、とにかくダラダラしすぎ。
ウルトラマン出てくるまでが長い。子供なら飽きて寝るか帰ると言い出しかねない長さだ。怪獣映画として基本がなってないにも程がある。お前はvsシリーズのゴジラか。
そして、説得力がなさ過ぎなのに、吹っ切れてないのがダメ。
さっきも書いたがターゲットを絞り込めてないので、チグハグ感が否めない。
冒頭の3丁目の夕日、中盤の青春ドラマ、後半申し訳程度の戦闘を経て終盤の子供だまし展開(失笑せざるを得ない。なんだありゃ)に至るまで、まるで一貫性が無い。
そもそもウルトラ映画なんてのは作り手の意思に関係なく、劇場からも観客からも「子供向け」というカテゴリとして捉えられるものなのに、その子供に一番なじみの深いミライがモブ並みの扱いなのも拙い。
同じようなテーマを描きたいのであったとしても、たとえば夢破れて日常に埋没しているダイゴ達にかつての夢を思い出させる存在としてミライを配置するとか、もっと前面に押し出す方法はあるだろう。
そうすれば教え導く存在としてのハヤタ達(おっさん世代)、今まさに社会で生きるダイゴ達(青年世代)、これからの未来を担うミライ(子供世代)と世代間のつながりもすっきりして判りやすくもなったはずなのに。
ってゆーかなー、ダイゴを導く少女?あれとか、可愛かったけどさー、ダイゴを導くのならユザレだろーよ。なんでそこは中途半端なんだ。
次、画。
とにかくヌルい。特に特撮パートが。
怪獣と実景の合成シーン、遠景に怪獣がいて手前に人間がいるという画に緊張感がまるでない。逃げ惑う群集だけを映したシーンとかもそうだが、これまたゴジラvsシリーズを髣髴とさせるダメシーンが満載で萎え萎え。
最初にゲスラが赤レンガ倉庫を壊すところなどはいい感じだと思っただけに、その後がなぁ。
CGはまぁ、あんなものだが、戦闘シーンのセンスがなさすぎる。
せっかくウルトラマンがわしゃわしゃでてきてるのに、全部ロングショットで光線ビーっと撃つだけとか、バカじゃないのか。前作冒頭の月での決戦シーンとか見習え。
決め技もせっかくの映画なのに中ボスもラスボスも同じような技と画で瞬殺とか、やる気あるのかと問いたい。
ティガが主役なら他の7人の光を集めて超巨大グリッターティガになるとかでいいじゃないか。んで、他のウルトラマンの技を繰り出すとかして、その際にそれぞれをオーバーラップさせるとかでいいじゃないか。中途半端に当たり障りなくしようとすんな。
ってゆーか、中ボス/ラスボスのただデカイだけの雑魚っぷりももういい加減飽きた。あんな微妙な怪獣くっつけてデカイ中ボス怪獣作るぐらいなら、マックスのバルタン星人みたいに天地を埋め尽くす怪獣軍団(全部違う種類が望ましいが、予算もあるだろうから全部ゴルザとか、キリエロイドとかでもいいから)を出して8兄弟でウルトラ無双でもやればいいのに。
最後。お祭り感。
これが決定的に欠けている。
なんといっても話がしみったれてるのが問題だが、そこはまぁテーマとかあるんだろうから目をつぶるとしても、テンションがあがるようなテンポになってないのが拙い。
冒頭の石坂浩二のナレーションあたりでオッサン的にはテンションマックスだったのだが、見てるうちにどんどんテンション下がってきて、ハワイアンショーあたりで「あーなんか昭和の怪獣映画っぽいどーでもいいクラブシーン来たなー」と生暖かい目になってきて、その後メビウス登場〜パンドンとの戦闘までちょっと盛り返した(メビウスのメインBGMは熱いよね)ものの、前作とほぼ同じノリでのウルトラマン無力化シーケンスであっさり退場してガッカリ。
その後のじりじりした展開は、タメなんだろうなーと思ってじっと耐えてたら、ティガ登場シーンのカタルシスのなさに肩透かし。演出のメリハリのなさもアレだがせめてBGMはもう少し勢いのある、こっちが喝采をあげたくなるようなのを用意できなかったのか。
続いてダイナ&ガイアも登場して、ようやく戦闘だ!と思ったら、実にあっさり終了でガッカリ。
さらに合体怪獣が現れ昭和組とメビウスも合流するもこれまたあっさり勝利、申し訳程度に出てきたラスボスも一言でばっさり切られて終了。
前作を除くほぼ全てのウルトラ映画で思うのだが、もしかして長谷川圭一は戦闘シーンをなめてるのか?いや、脚本家のせいかどうかは知らんのだけど、とりあえず、ウルトラマンなんだからウルトラマンをメインに書けよ。ピンチも人生の挫折とかじゃなくて、怪獣との戦いでピンチになれ。
ともあれ、全くといっていいほどテンションが上がる場面がない。いや、ダイゴやアスカや我夢が昭和&メビウス組と同時に出てることがお祭り的だといえなくもないし、厳密に言えばカメオや小ネタでプチ盛り上がりするシーンはあるのだが、そんな特オタ視点は映画の出来とは関係ないのでこの際無視。そんなのは、本編が面白く出来てないのなら、無駄シーン以外の何者でもない。もっと別のところに尺を取れって話だ。いや、後でいろいろ探すためにDVD買おうかなーと思ってたりもするんだけど、それはそれ、これはこれだ。
なんだかなー。
阪神が弱すぎるのでストレス発散しに行ったのに、発散できなかったかなー。
まぁ、今日は阪神が勝ったからいいんだけどな。
前が神映画だったのでノレなかったのかと思っていたら、仰るとおりティガの話になっていなかったからなんですね。なので、「良かったね、郷さん」とか「アキまた死んでまうのか」と、坂田自動車修理工場のあたりで勝手に盛り上がってました。世代が違えば盛り上がりどころも?
かくいう私も散々けなしてますが、昭和世代のサービスシーンの多さや凝った小ネタの数々は結構楽しめてます。もし、ティガやメビウス関係なく、昭和世代一本釣りの映画だったら評価も変わっていたとは思うんですが。
というか、ティガ世代の観客はあの映画で納得できるんですかねぇ?せめてタイプチェンジは入れとかなきゃだと思うんですが。