2004/08/31 [火] 広がる 宇宙の中 Can you feel?
▼ [tDiary] 更新pingとかRSSとかTrackBackとか
ちょっと本屋でその手の本を立ち読みしてみたところ、ブログの基本らしいんだけど、どれも導入してなかったり。
特にポリシーがあってやってないわけではないのだけど、少なくともTrackBackに関しては、「鳴らない電話」は悲しいというかむなしいというかなので、躊躇してるだけという話も。
似たような話で、ちょっと前(今も?)流行ったWeb拍手も設置しなかったんだよねぇ(^^; 絵の更新とかしたとき、拍手があればいいけど無かったら寒すぎるし(^^;;;
▼ [雑誌] YOUNGKING OURS 10月号
「アニメがお仕事!」前回のショックを特に引きずるでもなく、また山場もなくあっさり決着つけて違う話に行ったのは、ちょっと肩透かしだったかも。それはそれとして修羅場は実は楽しいというのはあると思う。特に新しい事を始めた1回目は。これが慢性的に修羅場になってくるとドンドン気持ちが擦り切れて最終的には慣れるか挫折するかの2択になるんだよな。
「鋼鉄神将オメガフロッグ」「散人左道」の作者の巨大ロボットギャグ読みきり。敵を屠って夕陽にたたずむオメガフロッグの雄姿がツボに入った。カッコイイぞオメガフロッグ。
「トライガンマキシマム」ヴァッシュのフラッシュバックのシーンが、なんというか「思えば遠くにきたもんだ」って感じで感慨深い。実際キャプテン時代から考えるとこの漫画凄い長期連載だよなぁ。
「超人ロック 冬の虹」少年KING廃刊以来読んでなかったのだけど、特に違和感が無いのが凄い。昔は好きでHCの単行本もぽつぽつ買ってたんだけどもうどっかいっちゃったなぁ。また漫画喫茶かなんかでまとめて読み返そうかなぁ。
「ナポレオン〜獅子の時代〜」は毎回地味に面白い。多分この絵じゃなかったら面白くないと思うのだけど、絵と内容の相乗効果というか。いやギャグじゃないんだろうけど。
「妄想戦士ヤマモト」エスカレートして違法風俗になるというオチだが、最初の一歩目から十分風俗店だ。ってゆーか、これは萌えか?萌えってこうなのか?
▼ [雑談] セブンイレブンの仮面ライダーフェア開始
というわけで、様子見に行くつもりでセブンイレブン行ってみた。
最初に入った店には「ファイズ正伝」がなかったので、「あー、やっぱ置いてないかー」とくじ引きフィギュアを2体購入。
当たったのは「クウガアルティメットフォーム」と「龍騎サバイブ」まぁまぁイイ感じのラインナップにそこそこご満悦。
フィギュアの出来も意外と、というか思ってたよりはイイ感じ。アルティメットフォームの方の塗りがちょっと雑だったが、500円なら許せるかなぁ。次買うとダブったりしそうだったんでもう買わないけど。
で、コレで一応応募条件は整ったのだけど、その後ふらっと立ち寄った別の店で小説「ファイズ」を発見してしまい、結局そっちも買ってしまう。
ちなみに、どうせならこっちも応募できるレシートにしようと思って買った飲み物についてきたボトルキャップは「仮面ライダーカリス」でした。うむ、悪くない。
▼ [小説] 仮面ライダーファイズ正伝 異形の花々 井上敏樹 講談社 [amazon]
微妙かなー。
「仮面ライダーファイズ」という作品のサブテキストにはなってると思うんだけど、「正伝」というのはどうかなぁっつーか
「ファイズ」という物語はやっぱり巧と勇治がメインなんじゃないかなぁと思うのですよ。「オルフェノク(異形)と人間の関係」というか。
確かにこの本でもその辺りのテーマがらみで一つの答えらしきものが提示されてはいるけど、どうにもこうにも深さが無いというか。
内容の殆どは普段の井上脚本にも通ずる「インパクトのあるシチュエーションを単発で並べていく」みたいな流れでそういう意味では非常に「ファイズ」らしい内容といえばそうなんだけど。
この分量なら、もうちょっとエピソード絞ってメインキャラを掘り下げた方が良かったかも。海堂ファンの俺が言うのもなんだが海堂はいらないだろうし、流星塾関連の話も全部切ってよかったかも。沙耶も含めて。雅人は必要かもしれないけど、雅人の内面描写も特に必要なさげだったような気がするね。
ってか、どっちかといえば巧や勇治が省略されてる(殆ど描かれていない)この小説はやっぱり「仮面ライダー」ファイズ「正伝」というのはどうかなぁと思うのですよ。
で、それはそうとして
井上敏樹が(あとがきを信じるなら)この本を2週間で書き上げたという話に驚いた。流石というかなんと言うか、伊達にアレだけ色んなアニメ/特撮のシナリオをこなしてないなぁというか。仕事速すぎ。恐るべし井上敏樹。