2008/06/24 [火]
▼ 鬼太郎３週分。
▼ [アニメ] ゲゲゲの鬼太郎＃６０「働け!!妖怪バリバリ」/＃６１「妖怪城のたんたん坊」/＃６２「くびれ鬼が死をまねく」
・＃６０。飲めばたちまちやる気がモリモリ沸いてくる妖怪「バリバリ」を使ってニートを更正させる話。ちなみに、バリバリでやる気の出た人間は今度はワーカーホリックになって過労死するまで止まることが出来ない。日本人の両極端な姿を風刺したなかなかの佳作だと思う。
・過労で倒れた洋菓子屋の主人の代わりにシュークリームを焼こうとする息子の手助けをしようとする鬼太郎とねこ娘。いつに無く鬼太郎がコスプレしてる。美味しいよ！ってことですね。わかります。
・人間の体内にいるバリバリと戦うために単身ミクロの決死圏をしかける目玉のおやじ。それはさておき、巨大なシュークリームの皮を被せられて鬼太郎の背景でヨタヨタしてるねこ娘が可愛すぎる。
・目玉の親父の必至の説得で洋菓子屋の息子の中にいたバリバリは自立(？)それ以前に取り憑かれていた人も専用の下剤を開発することで無事救出されるが、ニート全盛の今のご時世、ねずみ男の商売相手はどこにでもいるんだよ。みたいな独白と鬼太郎(リモコン下駄)のツッコミで終了。
・この話、メイン視聴者の子供にはイマイチピンと来ないような気がしなくも無いけど、なかなか良く出来てて面白い話だったな。
・＃６１。山奥の寒村に伝わる伝説の妖怪城が復活。いけにえにされそうになった美幼女を助けるために鬼太郎出撃。という話。西洋妖怪もそうだが、大きなイベント回では女子の依頼のパターンを守るのだろうか。
・かまいたち再登場。で、鬼太郎と戦闘かと思いきやねこ娘に迎撃されて退場。ねこ娘は脚本家によって全く戦闘に参加しなかったり妙に強かったりで本当に扱いがまちまちだなぁ。
・たんたん坊に潰されてペラペラになってる鬼太郎が面白すぎる。
・地獄の炎が漏れ出して妖怪城を焼き始めた鬼太郎に助けを請うたんたん坊。完全復活した鬼太郎がそれに答えて曰く「そうやって助けを請う相手をお前は一度でも助けたことがあるのか！」お前はケンシロウか！
・たんたん坊を倒した鬼太郎は、ぬらりひょん一味をスルーしてそのまま帰宅。実はたんたん坊から妖怪城を奪うことが目的だったぬらりひょんは戦闘のドサクサでまんまと妖怪城のコントローラーを奪取して妖怪城をゲット。というところで、今回は終了。仮にも妖怪の王が住まう城をあの程度でどうこうできたと考えてしまうとは、迂闊すぎるぞ鬼太郎。封印だって出来なくなったとか言ってたのに。
・＃６２。「死にたい」と口走った人間を拉致って絶望を味わわせる妖怪くびれ鬼が登場。ひょんなことから知己を得たアイドルを救うべくアマビエが奮闘したりする話。考えてみればアマビエメインの会というのは相当久しぶりなんじゃあるまいか。
・ゲストキャラのＡＹＡが久しぶりに５期テイスト全開の美少女っぷり。声までゆかなで深夜アニメを見ているようだ。
・ストレスが極まって軽鬱になってたＡＹＡを励ますアマビエの様子や、同じくくびれ鬼の絶望空間での二人のやり取りが実にほほえましい。天然入っているのか、それともバリバリの回の洋菓子屋が目玉のおやじを普通に受け入れていたようにいつの間にか妖怪の存在が広く認知されているのかは判らないが、アマビエの正体を見ても声ひとつあげることなく普通に受け入れているＡＹＡと、その反応を見ていつもの調子で応対するアマビエが良いね。
・ラストのライブシーンの力の入りっぷり笑った。なんであんなに力入ってるんだ。あれか？しょこたん(キャット寝子)に対抗しているのか？