作業過程3:色を塗るpart1 下準備編 | ||||||||||
線画が出来たので塗ります。 色を塗るときは、線画レイヤより下層に別のレイヤを作って塗っていきますが、今回は上から順に「竹内力の髪&チャイナ服&ストキング(以下チャイナ)」「哀川翔の髪&ボンテージ(以下ボンテージ)」「肌」用に3つのレイヤを新規に作成することにします。(※1) さらに最下層レイヤを他の部分で使わない系統の色で塗りつぶしておきます。これは、肌やチャイナの部分のように白に近い色を塗った時、背景を白にしておくと塗り残しやはみ出しに気付かない事があるからです。
余談ですが、こういう風に複数の人物がいる場合、同じような肌や髪の色のキャラクタであってもそれぞれ色味を変えてやると、お互いの存在が浮き立ちます。多分(^^; この場合、黒い服装の「竹内力」の肌を若干明るめに、白い服装の「哀川翔」の肌を濃い目に塗ってみました。もっとも完成作をみると、影の色味に殆ど差を出せていないため、それほど目立った違いは出せていないのですが(^^;;;; それはさておき。 ここで注意しなければならないのは、2点です。 1.色を塗る際に白(R:255 G:255 B255)は絶対に使わない。 2.描く時も消すときも、必ずツールの不透明度は255(完全不透明)を使用する。(塗るときは「ペンシルツール」消す時は「消しゴム1」を使う。) どちらも、「作業工程4」でマスクをかける際に、より楽に、より確実にマスクするための注意点です。詳しくは後ほど。 同じ要領で「ボンテージ」「チャイナ」も塗ってしまいます。 一通り塗り終わって、全体の色のバランスに納得がいったら、はみ出している部分を「消しゴム1(A値255)」で消していきます。 最終的に上位のレイヤに隠れてしまって見えなくなる部分は消さなくてもかまいません。図8〜11を参照してください。
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