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でんでん雑記ver2.0


2016/05/23 [月] 

[アニメ] キズナイーバー#07「七分の一の痛みのそのまた七倍の正体に触れる戦い」

・牧の相方の瑠々は生まれつき体が弱く、死因は病死。また、瑠々の死の直前、牧は瑠々と距離を置くようになったらしく、二人の連載の最終回は瑠々が一人で描き上げたのだとか。なお、二人は牧が原作、瑠々が作画を担当しており、最終回はイマイチな内容だったらしい。

・件の漫画は死病に侵されたヒロインの百合漫画というもので、内容と二人の立場がシンクロしすぎており、一線を超えることを恐れた牧が逃げるような形で瑠々と距離をおいたらしい。

・一人で描くこととなった最終回の構想を語って聴かせる際、自らの存在を牧の中に「呪い」として刻むとうそぶいていた瑠々だが、実際に描かれた最終回は残されることになる牧を気遣う内容だったことが判明。別れの経緯から最終回を読んでいなかった牧は、由多に勧められて初めてその事実を知り、ようやく瑠々の真意を知ることに。

・この一件で牧のために走り回ったキズナイーバーの面々の絆が深まり、ようやく仲間っぽくなって次回に続く。

[アニメ] コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜THE LAST SONG#07「終わりなき戦い」

・ベトナム帰還兵でかつ脱走兵のG.I.ジョーが、トチ狂って大暴れして死ぬ話。

・脱走兵ジョナサンは、米国の為に志願して軍に改造された人造超人。戦争のために利用され、改造まで受けたのに本国に帰ることも許されないジョナサンに同情したジロウは、当初ジョナサンを匿うのだが、ベトナムで心を病んだジョナサンは、ベトナムのジャングル同様物の怪の存在を感じさせる日本の風土に耐え切れず、発狂。戦闘マシーンとなった自分が、古い妖怪に取って代わる畏怖の対象になるのだと暴れ始め、結局は米軍に始末されてしまう。

・なお、この作品の米軍超人部隊の目的は、旧支配者(妖怪)の排除。発展途上国に跋扈する旧支配者(土着の風習や文化など)を根絶やしにして、人類とその進化系である超人が地球を支配するという行動理念で動いているらしい。分かりやすい西洋文化のカリカチュアだなぁ。

・ジロウは「将来のエネルギー問題」に関わる人物として米軍のマスターウルティマにマークされているらしい。エクウスを動かしてるのもジロウの炎っぽいが、あんなロボ一台ならまだしも、世界のエネルギー問題とは大きく出たな。どんな出力なんだ。

・ジョナサンの暴走事件は、こういう時のために米軍が確保していた東南アジアの妖怪のしわざに仕立てあげられ、一般人には隠匿。

・この結果を踏まえて、柴はジョナサンを「戦場で生まれ、戦場に帰るしかない化物」と評するのだが、ジロウはかつて確かに「超人」に憧れたジョナサンの存在を肯定し、その末路を看取ったことには意味があると自らに言い聞かせ、次回に続く。