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でんでん雑記ver2.0


2016/04/02 [土] 

KBS京都で始まった総天然色ウルトラQのあまりにも綺麗な映像に度肝を抜かれる。
よくもまぁあれだけ違和感のない映像に仕上げたもんだっつーか、どんだけ手間かけて色つけたんだと。
円谷はアホやな(褒めてる)

[野球] 岩貞7回無失点の好投 毎回の12奪三振 [デイリースポーツ]

前日フラフラのノウミサンを引っ張ったかと思えば、

今日は球威もキレも全く衰えておらず、球数も少なくて若い岩貞をぱっと替えてしまう

この継投の不安さはどうだ。

岩貞をまるで信用していないのか、前日の失敗で怖くなってしまっているのか

どっちにしてもろくなもんじゃねえ。

9回に加点したおかげでマテオ温存できたけど、あれ絶対マテオ使う気だったろ。

61球も投げさせておいて中一日で登板とか鬼か。

なんだかなぁ。

もう春アニメ始まってしまったので、溜めてたアニメを一気に消化しようとしたが、本数が多すぎて無理だった。やべえなこりゃ。

とりあえず、観た分だけ。

[アニメ] アイカツ!#177「未来向きの今」/#178「最高のプレゼント」[終]

・#177。

・前回の失敗の結果、スミレの順位は7位。アピールに失敗してもその高順位なのか。この辺は仕方ないとも思うけど、モブ生徒との差がつきすぎてるなぁ。

・いよいよ大トリのあかりのステージが開始。出来はもちろん完璧でSAランクのアピールを成功させ、ひなきを抜いてスターライトクイーンの栄冠を獲得。ろくに踊れもしなかった時代からの回想が入って、それはそれで感慨深いのだが、どれもあかりジェネレーション開幕前の回想だってのがちと残念。あかりジェネレーションでもあかりの成長を軸にしっかり描写してあればなぁ。

・8位までの入賞者(メインキャラ)による受賞コメント。短い中にも各々キャラが出てて実にイイ。来年のスターライトクイーンカップが楽しみだなぁ。…うぅ。

・あかりに向けられた学園長のコメント。やはりあかりの成長はもっと丁寧にシリーズ通して描かれるべきだったんじゃないのかなぁ。なんであかりジェネレーションに入ってからはやらなくなったんだろう。スポ根は受けないという判断だろうか。

・パーティでせなあか。割とあっさり目で流したな。

・クイーン専用宿舎に入ったあかり。スターライトクイーン経験者が集まるスターライトクイーン会なるものがあるらしい。そりゃまたなんというか、すごそうな会だ。

・入寮恒例?のサプライズ訪問。他のキャラを出さずあえてスミレ&ひなきの二人に絞り、押し倒されたり同衾したりとイチャイチャさせてて、うん。

・#178。最終回。

・スターライトクイーンとなったあかりを祝おうと、いちごが自宅に招待。新旧二人の主人公が世間話をしながら台所に立つ姿ってのも中々感慨深い。

・慌てて帰宅したらいちに加え、あおい姐さん、蘭、セイラにノエルも合流。ソレイユは当然として、セイラや家族にも出番があるのは嬉しいね。

・あかりの提案で、ソレイユとルミナスの合同ライブが開催。そりゃ最終回だもの当然そうならないとな。

・急なライブにも関わらず、手際よく準備をすすめるあおい姐さん。便利キャラといえばそうなのだが、将来を予感させるような彫り込みが進んでいるのが好感触。

・合同ライブ。6人が並んでいる様だけでもう壮観というか感極まるものがあるが、楽曲がカレンダーガールってのもイイ。振り付けやフォーメーションも決まってて、これまで磨き上げられてきたものの集大成として文句なしの出来だ。1話のライブから比べると本当に天と地ほどの差があるというか、とても同じ番組の映像とは思えないよなぁ。本当によくぞここまで進歩したもんだ。

・つか、もっとこういうの見たいよな。フォトカツがデレステばりに3Dモデルがバリバリ踊るゲームだったらよかったのに!

・ライブ終了後、唐突にあかりの誕生日プレゼントを賭けたいちごvsあかりのマッチレース開催。レースを見守るぽわプリ、ドリアカ勢、スターライト勢(ユウちゃんも!)、瀬名ウイング、関西勢(まさかの堂島ニーナも)、WM,ユリかえの登場や思い出の各所、トランポリン、斧、崖など、アイカツならではの障害物、そしてなにより、体力お化けのいちごを相手に当初大幅な遅れを取っていたあかりが、次第に差を詰め、最後には追い越していちごの手を引いて崖の上に立つレース展開など、短い中でよくぞここまで、という見事な展開に感心&感動する。

・見事いちごに競り勝ったあかりに対するプレゼントとして、あかりが何事かをいちごに要求。いちごのびっくりしたリアクションだけ見せてEDに突入。明けてCパートで二人がユニットを組んでライブを行うことが判明するという締め方も最高。泣きそうになったわ。

・そして、アイカツ格言(!)で互いに名前呼びしあういちごとあかりが描写されるという追い打ち。やべえよなんて最終回だ。完璧すぎるだろ。


・「アイカツ!」は、なんかもう最高だった。178話もやってて全然飽きず、むしろ終わるのが惜しいと思えるアニメなんてそうそうない。正直、始まる前は女児アニメにありがちな斜め方向の作品になればいいな程度の期待で、まぁ、実際に斜めってる作品ではあったのだけど、それだけではない良さが随所にあふれる作品だった。制作側にも愛があったのか、細かいところまで気が行き届いた作りで、特に終盤の畳み方の丁寧さとかすごく良かったね。何度も書くけど、当初お世辞にも良いとはいえなかったCGのレベルが、ごく短期間で先行していたプリリズ(→プリパラ)に見劣りしないレベルまで一気に向上したのも、この作品にかける本気度が伺えて良かった。本当にいろいろ恵まれた作品だったと思う。面白かった。

・アイカツスターズは、当然のように観るし、期待。アイカツに負けないぐらい面白くなればいいなぁ。

[アニメ] アクティヴレイド -機動強襲室第八係-#12「誰がための秩序」[終]

・最終回。

・前回、政府のシステムのみならず、Likoがインストールされた民間のPCの殆ども乗っ取られてしまった日本。この期に及んで責任のなすりつけ合いをやってる政府首脳や、この一大事を政権批判の材料にしてる野党議員の無能っぷりったら。実際こうなったら本当にやりそうで怖いが。

・政府がまごついている間にも米軍が行動開始。もはや一刻の猶予もないとみた首相は、未成年であることを承知したうえでミュトスに対して射殺命令を発令。

・一方、日本の支配という当面の目的を果たしたミュトスは、モチベーションの低下から、予定にない行動を開始。しかし、室長の妹のPCに残されたデータから、ミュトスの正体に感づいた黒騎が、会長から得た情報を元に移動中のミュトスを襲撃。直接対決に持ち込むことに。

・ミュトスの正体は、過去に起こった新興宗教の集団自殺事件の教祖。事件当初5歳だったミュトスは当然事件に対する責任はないのだが、事件後世間から爪弾きにされて生きてきたミュトスは、社会の一員にも加えられず、それでいて海外にでることもできず、軟禁状態で飼い殺しにされたことに対する怒りから、日本に対する復讐を企てたらしい。

・第八相手に無双するミュトスだが、抹殺司令を受けた統合自衛隊の登場で自体は一変。警察官としてミュトスが射殺されることを許容できないとする第八がミュトスの盾となり、さらに、唯一の仲間だと思っていた会長に裏切られて落ち込んだところに、第八から生き別れの妹の生存を伝えられたことで、頑なだったミュトスが折れ、投降。事件は無事解決する。

・なお、ミュトスの情報を警察に売った会長はその代償として超法規的措置で国外へ逃亡。なんだかんだでこいつが一番アカン奴だと思うのだが、さっくり逃がしてしまったのは、続編への可能性を残したってことだろうか?と思って調べたら分割二期だった。放送前から告知されてたんだな。

・事件解決後、第八のメンバーが慰労会&あさみの二十歳の誕生祝いに向かおうというところで、終了。二期へと続く。


・「アクティヴレイド」は、なんというか今時っぽくないアニメで、そこは楽しかった。ただ、この一期だけでみれば今ひとつ盛り上がりに欠けるというか、大事件が大事件に見えないというか、ハッタリ不足だった感が否めない。まぁ、二期があるというのなら、次に期待して放送を待とうと思えるぐらいには面白かったと思う。インパクトに欠ける分、いざ二期が始まったら今期の内容を忘れてるなんてことになりかねないけどな。

[アニメ] 僕だけがいない街#12「宝物」[終]

・最終回。

・悟が意識不明になった後、ヒロミは医者を目指し、ケンヤは弁護士を目指し、悟が追っていた犯人を追っているらしい。

・八代は悟が自分の計画をことごとく阻止したことについて、何やら特殊な事情があると判断。悟から真相を聞き出そうとしていたらしい。のだが、悟が目覚めるのを待ち続けた十五年という歳月は、八代の中での悟の存在を大きくし、簡単には殺せなくなってしまっていた。

・記憶を取り戻した後、ケンヤや母親と情報を共有し、さらに八代の内面の変化を感じ取っていた悟の仕掛けた罠は見事に八代を嵌め、殺人未遂で逮捕することに成功。

・タイトルの「僕だけがいない街」は、意識不明となった悟が意識を取り戻すまでの15年間を指す言葉であったことも判明。人生の大事な15年もの時間を失った悟だが、その時間に友人知人達が自分のために尽力してくれたことが自分にとっての「宝物」である、と今回のサブタイトルにからめて締められるのだが、なんと気の利いたタイトル構成だろうか。

・事件の後、漫画家となった悟が北海道に里帰りしたり、事件を回想したり、今回の人生で初めて愛梨と出会い直したりして終了。最後まで綺麗な終わり方だ。


・「僕だけがいない街」は、非常に完成度の高い作品だったと思う。漫画の連載は結構長いあいだ続いたっぽいのだが、最初から最後までの構成を考えてから描かれていたのだろうか。なんとも綺麗なまとまり方をしてて実に見事だと思う。面白かった。

・ところでこの作者、昔エロ漫画雑誌買いまくってた頃ホットミルクやコミックメガストアでやってた「菜々子さん的な日常」が好きで、三部敬名義になってからもテスタロトやカミヤドリなんかの頃までは名前買いで追っかけてた人だったんだけど、しばらく見ない間にこんな作品でヒットを飛ばしていたとは。当時の印象とは毛色からして違う作品だけに、なんというか妙に感心する。漫画家ではこういう芸幅の広さってのはあんまり見ない気がするよね。と感慨にふけり、改めて菜々子さん読もうかと思ったら一昨年の秋に漫画全部売っぱらってたんだった。電子書籍で集め直そうかのう。

[アニメ] ファンタシースターオンライン2 ジ アニメーション#11「ダークファルス」/#12「境界を超えるRPG」[終]

・#11

・さらわれた会長を追ったイツキとアイカは、ダーカーの大将・ダークファルスの依代となってしまった会長と戦闘に。悪落ち会長めっちゃ美人で大変よろしい。

・悪落ち会長の圧倒的な戦闘力を前に撤退を余儀なくされたイツキたち。打つ手がなくなったイツキは、会長の帰るべき日常を守るべく、一旦学園に戻り、細かい事情を説明することもままならないまま生徒会役員に学園祭の運営を任せ、再び戦闘に。

・ダークファルスの目的は、自分の本来の肉体の奪還。すでに目的の物の隠されている基地は落とされており、後は会長と完全融合し、復活を待つのみになっているらしい。

・もはや一刻の猶予もないということで、アークスの目的が「会長ごとダークファルスを封印する」に変わったことを知ったイツキは、単身敵地に特攻。そのことを察したアイカが後を追い、さらにイツキから事情を聞かされていたコウタとコウタから(歪曲した)事情を聞かされた仲間が続々参戦。最終決戦に。いつの間にか会長に告白することにされているイツキの反応が可笑しい。

・仲間の協力を得て中ボスを撃退するイツキ。ベタだがやはりクライマックスはこういう展開がイイ。コウタさんナイスアシスト。

・中ボス撃退後、仲間と分断されたイツキとアイカが最深部に突入。完全体となったダークファルスと対面し、次回に続く。

・#12。最終回。

・イツキのフォローのため生徒会の仕事を抜けていたことを非難される佐々木。同じようにPSO2をやっていた近衛ミカは上手く立ちまわってちゃんと生徒会の仕事と両立出来ていたらしく、しれっと避難する側に回っているのが可笑しい。

・アークスの総攻撃でダメージを負い、回復まで動けなくなったダークファルスの内部にイツキが突入。会長に擬態したダークファルスの精神攻撃で取り込まれかけたり、会長の過去のトラウマに触れたりしつつ、会長を発見。これまたベタにラブい力で救出に成功し、ダークファルスから分離。最後は健気に単身殿を務めていたアイカも加えた必殺技でダークファルスを粉砕(ただし、完全に倒すことは不可能らしく、いずれ復活するらしい)。

・ダークファルスを倒したイツキたちは、人間界に帰還。オラクルへダイブする力を失ったイツキはそのまま平穏な学園生活を送り、会長は卒業。どうやらイツキの告白は有耶無耶になってるらしいが、会長の方は卒業後も普通にイツキと付き合う気でいるらしい。

・そんな会長の態度に意を決したイツキが、いよいよアクションを起こそうとしたタイミングで事件以来人間界には現れていなかったアイカが突然登場。結局告白は有耶無耶のまま、離れていてもオンラインゲームでいつでもつながれるとかなんとか、なんとなく纏めて終了。

・ところでアイカは何かの任務で人間界に寄ったっぽい。イツキと会長が帰還後、ダークファルスの残滓が残っていた事が発覚する描写があったのだが、その関連だろうか。それにしては再登場までに時間がかかってるみたいだが、続編か、ゲームのシナリオのネタ振りなのかね?


・「ファンタシースターオンライン2 ジ アニメーション」は、正直、開始前は全く期待しておらず、1話切りになるんじゃないかなーと思っていたのだが、蓋を開けてみれば緩い学園日常描写がなんだかとても心地よい良作だった。本筋のバトルへの移行が勿体無く感じるぐらい気に入っていたのだが、そのバトル展開もベタ過ぎるほどベタな展開で普通に熱く、それでいて日常パートの空気感も失わない程よいさじ加減で十分に楽しめた。面白かった。この期のダークホースだったな。

[アニメ] ブブキブランキ#11「不死の少女」/#12「宝島の少年」[終]

・#11。

・イギリスのブブキ使いも宝島に上陸。心臓の入手に成功した模様。

・16年前、東の母親は宝島から世界中の心臓を停止させる信号を発信。その結果、唯一心臓が停止しなかったエンテイが島から落下した首なしを狩る仕事を一手に引き受けることになり、世界で唯一強大な力を自由に行使できる礼央子は、世界中の人間から妬まれ、恐れられる存在になったらしい。

・ロシアチームの目的は、宝島を落として、自身はブランキの軍団を率いて人類を統率すること。手始めに祖国を滅ぼそうとするのは、なんぞ生い立ちに理由でもあるのかもしれない。

・戦闘で宗也に殺されかけた黄金は、的場井に救われることに。親の敵とはいえ 救われておいて即的場井を殺そうとする黄金が中々アレだ。

・礼央子は自身がエンテイの心臓代わりとなっており、エンテイの力で何度死んでも蘇る不老不死の存在になっているのだが、実は脳だけは完全に修復されず、破壊されるたびにダメージを蓄積しているらしい。

・宗也の目的は他国のブランキに心臓を与えることで礼央子の負担を減らすことなのだが、礼央子に掛かる負担の大きさを知らない的場井としては、宗也が引き入れたロシアチームのせいで宝島がロシアに落下し、大惨事となることを止めようとしたらしい。なお、的場井は子供が生まれたらしく、戦闘中にリンズを失い敗北。さらに今まで黄金に喧嘩を売りまくっていたのは(おそらく自身に子供ができたことで、親の気持ちを知り)、黄金にブブキを持たせておくことは不幸でしかないと判断して、右手ちゃんを破壊しようとしていたらしい。

・ロシアチームの暴走は、兄の狂いっぷりについていけなくなった(画伯じゃない方の)妹の離反と東、静流によって収まるのだが、落下は止められず。なんとかしようと地下に向かった東の母親だが、突如現場に現れたエンテイに捕まり、怒りに燃える礼央子に文字通り焼かれて次回に続く。

・#12。最終回。

・礼央子と東の母の汀はかつて親友同士であったことが判明。元々病弱で長くは生きられない存在だった礼央子は、生きているうちに何かを成し遂げようと、表舞台から隠されていたエンテイを持ちだして世間にアピールしようとするのだが、以前よりエンテイが不老不死の伝承と密接な関係にあったことを調べていた汀はこれ幸いと単身迎撃に向かい、エンテイを破壊。その心臓を壊して礼央子をその代わりとすることで、命を永らえさせたらしい。

・ただし、事前に相談もなく了承も得ないまま行動を起こし、さらに世間の目から礼央子を守るためとは言え、長い間座敷牢に軟禁。その上、東を身ごもり、自身が力を失うとなるとそんな礼央子を地上に残して自らは宝島に上がり、挙句の果てに世界中のブランキの心臓を停止させ、ブランキの抑止力に支えられていた世界のパワーバランスを崩し、小競り合いやブブキ使い狩りの原因を作った汀は礼央子に激しく恨まれることになったらしい。まぁ、そりゃしゃーないわ。

・東を産んで力を失うどころか、ブブキやブランキを使わずともエンテイに対抗しうる力を発揮する汀。こりゃ化物ですわ。

・宝島落下を企てた黒幕の手下に倒される宗也、宝島を壊そうという攻撃から宝島を守ろうと奮闘した石蕗、絶美が次々と倒れる中、オーブとエンテイは戦闘しつつ宝島の落下を阻止。最後はエンテイごと宝島を持ち上げ、落下の衝撃を殺すことに成功したオーブだが同時に力尽き、東たちや礼央子はそれぞれ気を失って戦闘終了。

・結局、汀という天才がちゃんと礼央子と話をせず、独善的に行動したため起こった災厄はこれにて一件落着。同じようにコミュニケーション能力の低い東の出番もこれにて終了とばかりに今までのシリアスな空気をぶち壊して突如妹が画面に乱入。続編での活躍を示唆して終了。次は少し明るい物語になるっぽい?と思わせて特報ではやっぱりシリアスっぽい感じも。


・「ブブキ・ブランキ」は、これまた開始前には全く期待していなかった作品で、始まってからも今時のアニメとは思えない不親切さというか、粗さを感じる作品だったのだけど、なんだかんだで全話楽しく見れた不思議なアニメだった。そして、内容的にはともかく、フルCGアニメの最先端であったことは間違いなく、この違和感の無さは同じフルCGのアルペジオやシドニアの騎士、亜人あたりと比べてもワンランク上。TVアニメの表現法として一つ殻を破った感があり、今見ておくべき作品だったと思う。恐るべしサンジゲン。続編にも期待。

[アニメ] Dimension W#11「消えたジェネシス」/#12「辿りついた未来」[終]

・#11。

・ルワイは遠隔操作ロボで、本物は本国にいて寝たきり状態らしい。

・サルバの目的は「無から有を生み出す」というコイル。ジェネシス。ルワイの体を再生するために手に入れようとしているらしい。

・アドラステアで転送装置の研究をしていたルーザー達。生物を転送できない理由を探り、それすら可能にする究極のコイル・ジェネシスの研究を行っていたハルカ・シーマイヤーだが、研究中にジェネシスが危険だと判断され、研究は中止。研究に取り憑かれたシーマイヤーが暴走し、人体実験を行っている現場にグレンデルが乱入。ギリギリで完成したジェネシスを奪ったキョーマは転送に巻き込まれ事件の記憶を失い、ジェネシスもまた失われたらしい。

・シーマイヤーの手で怪物に変えられたルーザーの妻が出現。次回に続く。

・#12。最終回。

・過去の失態をつきつけられてやる気を失ったキョーマだが、ミラの叱咤で復活。ミラによって絶たれた記憶の断片をつなぎ合わされたキョーマは、自分が雅を救うためジェネシスを使たにもかかわらず、それを行うことによるリスクを雅本人に諭され、双方合意の上で断念したことを思い出す。

・この記憶の再生で多大な不可をかけたミラのコアが暴走。シーマイヤーを巻き込んで自爆しようとするのだが、キョーマが阻止。

・ジェネシスは雅の蘇生を断念した時点でキョーマが破壊していた事が判明。怒り狂ったシーマイヤーが暴走するのだが、ゲートを挟んでワイヤーを巻き付け、圧殺するという作戦で逆転。

・止めに転送装置を破壊したことでゲートの崩壊に巻き込まれかけたキョーマだが、とっさに飛び込んできたミラのコアの暴走とWの具象化がなんかいい具合に作用してかろうじて生還。暴走時、百合崎博士と何がしかの対話があったり、暴走したはずのコアが正常に戻っていたり、何ぞ特殊な変化があったっぽいのだが、特に言及はせず。エピローグとして回収屋の仕事をするキョーマ達が書かれて終了。


・「Dimension W」は、面白くないわけではなかったけど、微妙に好みでなかった感。それでも最後まで見るぐらいには面白かったと思うんだけど、なんというか、ちと観念だよりというか、迂遠というか、もっとシンプルで良かった気がする。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]
たにがわ (2016/04/04 [月]  02:08)

アイカツすごかったですね、最期までブレる事無くやりきったのは見事でした。
あかりの3期以降の成長はどの段階かはわかりませんが、バンダイの意向だったらしいですね、その成果か女児人気はあったようなので主人公としては正解だったのかもしれません。
途中の描き方次第で印象変わったのかとも思いますが、それでもラストの立ち振る舞いはかなり感慨深くてここまで見て良かったと思える作品でしたね。
スターズはスタッフも一新みたいですが、面白くなるといいですね。

猫森しのぶ (2016/04/05 [火]  22:21)

>アイカツ
あかりはプレゼントにキスを要求したのかと思いましたw
スターズは、キャラの顔がちょっと丸くなった感じなのでビジュアル的に期待しています。あと眼鏡のお友達がいるらしいし。

さんとお (2016/04/05 [火]  23:26)

>たにがわさん
すごかったですよねぇ。ちょっと吃驚するぐらい丁寧な終わらせ方をしていたと思います。愛情を感じました。
あかりの成長はバンダイですかー。まぁ女児にスポ根は合わないですかねぇ。カタルシスを得る段階まで我慢してくれなさそうですしねぇ。残念。
ただ、仰るように確かな成長は感じられる作りではありましたし、長いスパンで見守ってきたキャラでしか感じられない感慨はありました。
今時の1クール作品では出せない味ですよね。
スターズは、まだなんとも言えませんけど、プリキュアやプリリズ→プリパラ、ジュエペで通った道ですし、まぁ、なんだかんだ楽しんで見れるんじゃないかなと楽観視しています。
まぁ、なんの根拠もないんですけどね。

さんとお (2016/04/05 [火]  23:39)

>猫森さん
あかりは瀬名ウイングの登場で一気にヘテロの印象(女子に好かれたり懐かれたりはするけど、あかりの方からはいかない印象)になってたので、そっちには発想がいかなかったですかねぇ。
落ちこぼれからの成り上がり要素の消滅とともに、いちごに対する執着もなくなった感があります。おしゃもじも過去の話になってましたし。
スターズのキャラ絵は可愛いですよね。DCDのモデルもちょっと可愛くなってる気がしますし、アニメ用の3Dモデルも楽しみです。