2014/09/18 [木]
▼ [雑誌] 週刊少年チャンピオン42号
「チカカラチカ」天山まやの新連載。イカの次は地下娘か。みたいな事を言って欲しいのだろうかと勘ぐるモチーフだがそれはさておき、花の設定は使いにくそうだなぁというか、動かしにくそうなキャラだなぁという印象。作者の負担は激増するが、どうせやるなら毎話脱皮して毎話別のキャラになるぐらいのやりきり感が欲しかったところ。まぁそんなに性格のバリエーション作れるとも思えないし、本当にやったら無謀すぎるけど。
「ANGEL VOICE」最終回。週刊のしかも比較的長期連載でありながら、最初から最後まで非常に綺麗にまとまった素晴らしい漫画だった。特に奇をてらうこともなく最初から予告されていた展開に向かって進んでいるのに、その都度感情を揺さぶられる内容に王道の力強さと作者の力量の高さが現れていたと思う。サッカーのシーンの絵の上手さや試合展開の盛り上げ方もいい感じで、最初から最後まで一貫して高いレベルで楽しめた。大変面白かった。作者の次回作に期待。
「ぽかぽか おふろちゃん」岡春樹の読み切り。垢太郎(力太郎)って昔話があったよね。ってゆーか、いくら美少女でもというか美少女だから余計に垢で出来てるってのはちょっと…。というかこういうネタならもっとブラックだったりグロかったりする方が良かったんじゃないかのう。あさりよしとおか、あるいは木々津克久みたいな作風ならアリなんじゃないかというか。
▼ [アニメ] アイカツ!#100「夢へのツバサ」
・2wingSがついに美月超えを果たす話。
・マスカレードの2人をして「伝説を作った」と言わしめるWMのステージに沸く会場。STAR☆ANIS組やドリアカ勢も感動しているのだが、その背景に懐かしいモブ生徒達が勢揃いしているのがイイね。
・WMのステージに圧倒され、居てもたってもいられなくなったあおい蘭きいのえるにあかりは2wingSの楽屋を訪ねるのだが、当の2人はWMのステージで上がったテンションそのままに、この戦いのさらに先の未来についての話に花を咲かせていた。ここで芸能活動に一区切りつけようというみくると、さらに先の未来を見据える2人の対比がちょっとおもしろい。
・それはさておき、応援行きたノエルがあかりやきいと変わらない背丈になっていることに軽く衝撃を受ける。3期にはノエルもアイカツはじめればいいのに。
・2wingSのステージは正統派でかつ完成度が高い。ちと控えめというか派手さこそないが、だからこそいいような気はする。
・結果は(当然ながら)2wingsの勝利。2年ほしについに美月に土をつけた形になったわけだが、一同呆然としたのち、感情が溢れてくるような間がイイね。勝利者インタビューも感慨深い。
・この戦いがゴールではなくその先に進むためのスタートである、といういちごの言葉に目からうろこの美月。みくるの件が無くてもマスカレード超えを目指していた美月にとって、このステージはゴールだったということか。
・アイカツから身を引くつもりだったみくるも2wingSのパフォーマンスに心を動かされ、ガーデニストを極めた後、再び今度は美月と戦うためにアイカツ界に戻ってくると宣言。ここをアイカツのゴールと設定していた2人が再びアイカツに夢を抱くという流れも美しくていい。DCD次第だが、3期以降もこの2人の再登場もあるのかね。
・ところで、美月のインタビュー中、「未来に輝く今は小さな星たち」のシーンであかりと共にノエルが抜かれているということは、ノエルの参加も期待していいんだよな?
・そして次回、第2期というか星宮いちご編最終回。いちご(というか少なくともソレイユは)3期にも出てくるのは間違いないと思うのだけれど、やっぱり少し寂しいのう。
・てか今回しおんちゃん出てなかったわけですが。このままフェードアウトしてしまうのかのう?