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でんでん雑記ver2.0


2014/03/31 [月] 

[雑誌] 週刊少年ジャンプ18号

「永久不滅デビルポイント」篠原健太の読み切り。会話のテンポ感や言葉の選択の妙、手堅くかっちりした構成と、流石はキャリアのある作家さんという感じの完成度。実に上手い。

「こち亀」直前にわざわざ麗子は神戸出身と書いてるのに、なぜこれまた兵庫の局であると自ら書いてるサンテレビを知らない、というエピソードをいれたのか。テレビを見ないから、といってもまさに神戸に拠点を置き、阪神戦中継のお陰で関西で圧倒的な知名度を誇るサンテレビの名前も知らないなんてことがあるわけないのに。まさか神戸が兵庫にあることを知らんわけでもないとは思うが。

「アイアンナイト」最終回。打ち切りも切ないが、話の内容がこれまた切ない。「ヒーローの物語は終わりました」のコマのアイアンナイトの横顔を見てると割りとガチで泣ける。その後の他人に理解を求めること無く己のやるべきことを成し遂げ、今また勝てない敵に挑むアイアンナイトの姿や、アイアンナイトの意図を汲みつつ自分たちに出来る戦いを始める皆の姿もイイ。いわゆる「俺達の戦いはこれからだ」エンドなのだが、投げっぱなしではなく、非常に熱く、良い余韻を残した終わりだったと思う。思うが、やっぱり終わってほしくなかった。残念。単行本は3巻まで出るらしいので、全部買う。作者の次回作でのリベンジに期待。

[アニメ] Wake Up, Girls!#12「この一瞬に悔いなし」[終]

・最終回。

・前回センターの七瀬佳乃が負傷したことで、一度は棄権しようという話になるWUGだが、I-1のセンターが逃げは許さぬとドクターを手配し、応急手当を施していざ本番。会場は大湧きに湧くのだが、残念ながら優勝は名古屋のアイドルがかっさらいアイドルの祭典は終了。仙台に戻ったWUGだが東京のメジャーレーベルからメジャーデビューの話が舞い込み、WUGの明日はどっちだ。で終了。

・なんだそりゃ。


・「Wake Up, Girls!」は、なにはともあれ酷い作画と、クズい社長、役立たずのマネージャー、震災だ9.11だと現実の悲劇を引き合いに出す割にイマイチ必然性を感じないなどの悪印象が残った作品だった。肝心のアイドルのキャラは悪くないのだけれど良くもないというか、全体的に薄味で「誰推し」とかそういう気分になれないのもイマイチ。1クールでやるには人数多すぎるってのはあるとは思うが、それにしてもなぁ。全話を通してあらすじでみればそんなに悪い話でもなかっただけに、ディテールが薄くてスカスカだったのは残念無念。

[アニメ] 世界征服〜謀略のズヴィズダー〜#12「ズヴィズダーの光をあまねく世界に」[終]

・最終回。

・東京都知事と対決。都知事もケイトも「ヤツら」と戦っているのだそうだが、「ヤツら」についての詳細はなし。まぁ大体の雰囲気は察することもできるが、程度の理解でいいんだろう。

・ケイトに助力する明日汰の助太刀に駒鳥さんが参戦。ナターシャはモンスターを使って脱走。実は死んでなかった吾郎は隼房香織を口説き落とし、こちらも壊れてなかったロボ子はガラクーチカを奪い返し、明日汰の助っ人として現れた駒鳥さんにくっついて白鷺も参戦。ガラクーチカを取り戻したケイトが仲間の協力も得て都知事をぶっ飛ばしてウド川→東京=日本征服完了。

・短い平和が訪れた後、アメリカから次なる敵が現れ、今度はアメリカだ、で終了。

・白鷺はどうやらガチで駒鳥萌えらしい。やはりイーグレットはレズ…。


・「世界征服〜謀略のズヴィズダー〜」は、絵が可愛かった。ケイトの声が可愛かった。えーっと、話のほうは特に。なんというか、「そういうものだ」で済ませてる部分が多すぎて「そうですか」としか言い様がないというか。キルラキルのように問答無用でも楽しめるほど演出や作画がエンタメしてたわけでもないしなぁ。

[アニメ] ウィザード・バリスターズ〜弁魔士セシル#12「ジャッジメント」[終]

・最終回。

・前回、セシルに弁護の以来をしてきた黒幕だが、もちろん罠。検察と組んでセシルを陥れるのが目的なのだが、不利な証拠が出てきてあっさり諦め法廷で大暴れした挙句、有罪食らって監獄送りに。とりあえず一段落してめでたしめでたし。で終了。

・裁判シーンのチグハグ感がひどい。全く裁判っぽくないし、最後は結局力押しというのも萎える。このアニメ、裁判要素は全く必要なかったなぁ。


・「ウィザード・バリスターズ〜弁魔士セシル」は、うーん、内容はひどいものだった。が、まぁ、1話見た時点で割とそうなるだろうと思って観てたので、それはそれで。MEZZOに比べて作画が持ったのは良かった。面白くなりそうな要素や美味しいキャラはいろいろあったのがもったいないけれど、それもやむなし。次はもっと頭すっからかんにして見れるアクションアニメを作ってもらいたいね。まぁまた作画がもたないんだろうけど。

[アニメ] ガンダムビルドファイターズ #25「約束」[終]

・最終回。

・会長の意識に反応して暴走したプラフスキー結晶の力で会場は宇宙に変貌。このまま放っておくとどんな惨事になるかわからないということで、ガンプラを使って大本の巨大結晶を破壊することに。

・結晶の護衛に現れた無人ガンプラもどきvsメインキャラの、この作品ではついぞ見る機会のなかった多対多のバトルは当然というか見応え満点。ベアッガイIIIやガーベラテトラ、ナイトガンダムのように出番が少なかった既存機の登場も嬉しいし、ミスサザビーやクロスボーン魔王、マスターガンダム&グフのおっさんコンビ、まさかのリペアやパーフェクトガンダムなど、ここにきて多数登場する新登場ガンプラも嬉しいね。

・大型結晶が失われたことで会長はアリアンに強制送還。消える寸前に飛びついたベイカーちゃんも一緒にアリアンに送られた模様。

・プラフスキー粒子の大本であった結晶が失われたことで、この世界からプラフスキー粒子が消え、二度とガンプラバトルができなくなるということで、最後にユウキ・タツヤと戦うレイジ&セイ。最後はレイジに頼らず自らユウキと戦うセイだが、結着を目前に残存プラフスキー粒子がなくなり、ガンプラバトルは強制終了、同時にレイジも元の世界に強制送還されてしまう。

・この強制送還にくっついてアイラもアリアンに。ベイカーちゃんのように抱きついたわけではなく、願っただけで可能だったらしい。

・その後、ニルスとキャロちゃんがプラフスキー粒子の生成に成功。ガンプラバトルは再開され、レイジとの別れの際に交わした約束を守って強くなったセイがチャンピオンになっていることが示され、終了。


・「ガンダムビルドファイターズ」は最高に楽しいアニメだった。内容ももちろんだけれど、モチーフに対して愛を感じる作品だったし、それでいてこの作品オリジナルのキャラやガンプラにも注力し、マニア受けだけではない間口の広さを備えていたと思う。2クールめいっぱい楽しんだ。好評だったみたいだし、次回作も期待したいなぁ。