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でんでん雑記ver2.0


2013/05/21 [火] 

[雑誌] 週刊少年ジャンプ25号

「無刀ブラック」野々上大二郎の新連載。江戸で合気道の道場を開いた青年を主人公にした作品。絵や話には特に問題ない。今のところ、るろうに剣心亜種といった風情だが、初回登場のレギュラーを若い男と少年に絞り、ある一定層に向かってアピールしているのは悪くない。戦闘シーンもイイ感じに描いているので、本来の読者層にもウケる要素もある。今後の展開次第では伸びる可能性もあると思う。まぁ、正直な所、いかにもジャンプといった感じで、新味は感じないのはどうかとも思うのだが。

「ビクトリーウチダのVジャンプ20歳の挑戦!!」葛西雄治の読み切り。Vジャンは創刊当時はすぐにでも廃刊しそうな雑誌だなぁと思ってたんだが、20年も続いてるんだな。遊戯王パワーだろうか。

「魔神のガルド!〜出張版〜」安藤英の読み切り。最強ジャンプで連載してる漫画の宣伝らしい。いかにも宣伝だけど、これ読んでじゃあ最強ジャンプも読むか、とは思わないわなぁ。

「クロス・マネジ」みそら可愛い。と、それはさておき、新連載があと1本ということは、打ち切りは免れたということだろうか。よかったよかった。

「新米婦警キルコさん」最終回。1話が掲載された直後のネットの一部で見られた盛り上がりが、見事に空振ってしまった。連載自体も出オチ感が強く、物語内でうまくキルコさんを輝かせるシチュエーションやサブキャラクタを用意できなかったような印象。残念無念。

[アニメ] 翠星のガルガンティア#07「兵士のさだめ」

・ガルガンティア船団が崩壊の危機を迎える話。

・前回ラストに遭遇したヒディアーズは、地球で「クジライカ」と呼ばれる生物で、現地民の間では昔から神聖視されており、触れてはいけないものとされているのだが、もちろんそんな事情を知らないレドはチェインバーでクジライカを殺す。

・よそ者が禁忌を犯したということで騒然となるガルガンティア船団。一方、レドはこの期に及んで「クジライカ」の事情を把握しておらず、何故地球にヒディアーズが存在するのか、あるいは自分が宇宙から連れてきてしまったのではないかと思い悩む。この辺の認識のギャップはこのアニメのいいところだよな。

・クジライカの祟りを恐れ腰が引ける船団員の中、ピニオンは「クジライカの生息域は前人未到の領域。誰も漁っていないお宝がある。レドとチェインバーさえいればそのお宝を手に入れることができる」という野望に目覚める。

・副長に呼び出され、クジライカを殺したことを責められるレドだが、「ヒディアーズは絶対に殲滅すべき敵である」と骨の髄まで叩きこまれて育ったレドにとって、ヒディアーズを殺すことは存在意義そのものであり、一歩も引くつもりはない。

・「クジライカはこちらが刺激しない限り襲っては来ない。わざわざ殺すことはない。」とレドを諭すエイミー姉弟だが、レドは「ヒディアーズが襲ってこないのは、地球人の文明レベルが低くヒディアーズが脅威と認めていないため、無視されているのだ。」と反論。いずれ遠くない未来、必ず敵対することになる。今すぐにでも皆殺しにするしかないのだと力説する。

・その夜、船団にクジライカの大群が接近。迎え撃とうとするレドだが、エイミーの制止にあい、出撃できず。一方、船団は全動力をカットし物音を立てずにクジライカの群れをやり過ごすことに成功する。

・戦わずにクジライカをやり過ごせる事を証明したガルガンティアだが、「ヒディアーズの殲滅」を己の使命と信じて疑わないレドは、非戦を貫く船団にいては自分は使命を果たせないと態度を硬化。一方、ピニオンと彼に賛同する一部のメンバーがレドとチェインバーを譲り受けてガルガンティア船団から離脱し、クジライカの縄張りでサルベージを行うと船団長に進言。船団の中でも大きな力を保つ大船主も離脱組にいたことで船団長の血圧が急上昇し、心臓発作が発症。次回に続く。