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でんでん雑記ver2.0


2006/01/31 [火]  Sun Goes Down Sun Goes Down もう日が暮れるから

今朝は(寝ぼけて蹴っ飛ばしでもしたのか)本の山が雪崩を起こし、衝撃で目が覚めた。っちゅーか、無茶苦茶痛かったですよ。本重てぇー(;´Д`)積んどくのも、もうそろそろ限界かもしれんなぁ。

[漫画] CYNTHIA_THE_MISSION(2) 高遠るい/一迅社/ZERO−SUM COMICS[amazon]

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去年買ったはいいけどどこに行ったのか判らなくなり読んでなかったのだが、本雪崩の際見つかり、いい機会だしこのままどんどんREXの連載分を先に読んでいくのもどうかと思ったので、読んでみた。

基本的に、超強い少女が戦う格闘系バトル漫画なのだけど、一巻の時に比べて「殺人」の是非のようなものを悩む方向にシフトしており、ちょっと微妙な感じ。

特に、この巻で登場する天才少女の言い分は、もの凄く違和感があり、どうにもこうにも納得行かない。

要するに「何故殺人が悪なのか」という話なのだけど、この少女(や作者のあとがき)は、「悪」とは「殺人などに至る加害者の意思」平たく言えば(おそらく)「悪意」の事で、だから「悪意=動機を含まない殺人に善悪は存在しない」と言ってるのだけど、全く同意しかねる話だと思うわけですよ。


「神のような絶対者が居てこの世の万物に善悪の基準を設けた」とは全く思っていない私が思うに、倫理の言う「善/悪」というのは、究極まで突き詰めていけば「快/不快」のことであると思うわけです。

そもそも「私」にとって「快い」ものが「善」。「不快なもの」が「悪」であった。

しかし、人が群れで生きる生き物である以上、善悪を測る基準は「私」だけではいられない。私にとって「快いこと」が他の誰かにとって「不快なこと」になることがあるから。

そうして、群れ=社会を維持するために、「私達の快/不快」をすり合わせて出来た概念が倫理なのでしょう。

で、殺人は何故悪か。そんなのは簡単です。世の中の殆どの人は「殺される」ことを「不快」と感じるからです。

「甲が乙を殺す」と言う事を容認すれば、「甲が私を殺す」事も、あるいは「乙や丙が私を殺す」事も容認する事に他なりません。

「私」は「特別な私」ではなく、甲であり乙であり丙であるから。

要するに、そもそも「何故人を殺してはいけないのか」なんて言い出す奴は、「人を殺すことを是とするなら、自分だっていつ殺されるか判らない」という事に思い至らないバカか、「自分も死んでもいいから殺したい」とか思ってるバカだって事なのです。

そうでないその他の人々にとって、その思考形態は大変危険で不快なもの=悪というわけ。


ところで、全く「動機」を含まない「殺人」、例えば全くの不可抗力の事故等で結果的に犯した殺人は悪かと問われると、確かにそれは悪ではないけど、それはなぜかというと、「動機がないから悪ではない」のではなく、その事を悪と規定すると、いつ自分も不可抗力で悪にカテゴライズされるとも限らないから。その可能性がある人の数が、被害にあった人より多いから。だと思われます。だから、加害者一人に対して被害者の数が多くなると、たとえ不可抗力でも非難される事があったりする訳です。いくらなんでもあんな事は自分の身にはおこりえねぇ。でも被害者にはなりえる。許せん。と。


ちなみに、法律で言う所の善悪はまた少し違ってて、群れを管理運営するために、もう少しシステマチックに作られたルールの問題だと思われます。

だから、群れ全体の存続に関わる問題が発生した際や他の群れとの利害が対立した際等に発動される「殺人行為」である戦争や、群れの統率を阻害し存続を脅かしかねないイレギュラーに対する死刑は容認されていたりする場合が多いわけで。

まぁどちらにしても、(個人的な)殺人行為は(容認すると群れの統率が難しいので)悪にカテゴライズされているわけだけど。


まぁ、そんな話はさておき。

メインキャラはまだそれぞれの信念に基づいて動いてるみたいで何より。

唯一芯の折れたシンシアの場合も、善悪がどうのではなく、良心の呵責という感じだし。

今後は、あんまり頭ん中だけで理屈とかグルグル考えずに、感覚とかで進んでくれるといいなぁ。

[雑談] 世界の大温泉 スパワールド

という施設が大阪にあるんだけど、そこに「ハバネロ湯」というのがあるそうなんですよ。

…‥

なんというか、そんなの入って大丈夫なのだろうか?

もの凄く染みそうというか、あちこちすげえ痛くなりそうな気がするんだが(;´Д`)

特に皮膚の薄い所とか、ってゆーか、ぶっちゃけケツの穴とか(;;;´Д`)

[雑談][アニメ] 「くりぃむレモン New Generation

というのが作られるんですよ。

それはいいんだけど、ヒロインの亜美の声がしほの涼になってるのはいいのか?(;´Д`)

しほの涼ってゆーと、「LemonAngelProject」でも主役の智をやっててまぁ、ぶっちゃけ素人で下手なんだけど、それはいいとして、プロフィールを信じるならまだ15歳なんですよ。

「LemonAngel」でもどうかと思ったが、「くりぃむレモン」は拙くないのか?(;´Д`)

[ドラマ] 戦国自衛隊・関ヶ原の戦い(前編)

去年「戦国自衛隊1549」をやったばかりだというのに、また戦国自衛隊か。

あれか、「1549」があまりにトホホだったので、速攻リベンジを計ったとかそんなのか?

・TVドラマとは思えない規模の金がかかっているだろうと想像される画作りは素晴らしい。

・尺の都合でもあるのだろうけど、まだ家康や三成に請われたわけでもなく、それどころか何でこんな事になったのかとか自分たちが帰れる帰れないとかを考えるよりも先に、戦う気満々になる(一部の)自衛隊員に激しく違和感が。割り切るの早すぎってゆーか、機動力もあるんだから、関ヶ原から撤退するって言う選択肢だってあるだろうに。ヘリもあるからどこぞの離島に避難するとか。

いや、わかりやすくていいけどさ。

・何人かの男性隊員が、現地民の女性とイイ感じになるのは、このドラマ枠がそもそも女性ターゲット枠だからしょうがないか。本当はこんなのの尺取るぐらいなら、唐突な状況に放り込まれた自衛隊員の戸惑いやなんかを描いた方がいいと思うのだが。

・徳川家康。伊庭を見て「そなたを見て確信した。1000年の太平の世が築けると。」って、なんでだ。伊庭がどこの誰でどこから来たかなんて情報がどこから漏れて、しかも何故それを信じた?未だ自衛隊の戦力だって把握出来てないはずだと思うが。

・藤原竜也演ずる所の小早川秀秋像がやたらと新鮮だ。ってゆーか、仮にも小早川秀秋ともあろうものが、一人でフラフラしてんなよ。危ないなぁ。

・突如吐血する嶋村。あまりにも唐突だが、余命幾ばくも無いから死ぬ前に一度全力で戦いたいとかそんな感じなのか?

・伊庭はなんで家康相手になると武家言葉になるのか。乗せられやすい性質なのか。

・唐突に乱心し、「何が戦国時代だーどいつもこいつもくたばりやがれー」とか言って徳川勢に向かって銃を乱射しだす黒木(なんと半田健人)。何を血迷っとるのかたっくん。というか唐突な展開だなぁ。

・黒木を殺された事に対する報復で徳川の陣に向かって戦車で砲撃を加える伊庭。それに対する更なる報復として、忍者に殺される武藤。忍者って(;´Д`)っちゅーか、その直後に家康は小早川の軍勢を使って自衛隊に対して直接戦闘行為に出るのに、なぜ武藤は忍者に殺されねばならなかったんだ。

・その後の圧倒的な火力の自衛隊と、数に物を言わせて迫る小早川軍の戦いは、結構イイ感じ。ただ、どう考えてもこの組み合わせだと自衛隊が負けると思うんだ。お前らの鉄砲には何発弾が入ってるんだっつーか。小早川軍がある程度の被害で撤退したのならともかく、地獄絵図のごとき死山血河といったありさまだったし。

・戦車一両で7万の軍勢とは戦えないだろ伊庭(;´Д`)弾薬が足りないのはもちろん、スペシャル天安門作戦に出たとしても、燃料の問題とか、そうでなくても流石に7万人は轢き殺せねぇっつの。

・完全に我を見失っているのか、家康を狙撃してしまう嶋村隊。オイオイ(;´Д`)いやまぁ、家康が最初に出てきたとき「どこにでも居る」といってたぐらいだから、影武者なんだろうけど。

・もう戻れないのなら、この時代で武士として生きようという嶋村。あくまで自衛隊として生きようという伊庭に隊が分裂し、嶋村隊が大阪方につく、一方、伊庭隊の元には徳川の軍勢が押寄せて、というところで今週は引き。ってか、火力の殆どは嶋村隊に持っていかれたような気がするのだけど、大丈夫なのか伊庭隊。

[アニメ] Canvas2#16「薄紫のオールナイトロング」

・24ネタ。なんとなく今更感がないでもないが。

・行き詰まった萩野可奈のために、5W1Hゲームでネタだしをする皆さん。必ず死にネタになるのが嫌なんだったら、朋子を最後に持ってこなければいいのに。

・というか、雑誌掲載の連載一回分だとしても、結局、六時間足らずで書き上げてしまう荻野可奈。恐るべし。お前は井上敏樹か。

[アニメ] FannyPetsPlus#04「ブラックホール」

・コロナすげえ。

[アニメ] IGPX#14「新たなる挑戦」

・2009年度の新シーズン開幕。新たに入れ替えで上がってきたチーム「ホワイトスノー」を迎えての開幕レセプション。ホワイトスノーのFW(?)のマックスはインド人なカラーリングと気弱な感じのキャラクタがちょっと可愛い。

・ところで、どのチームが2部リーグ落ちしたんだっけ?

・「ホワイトスノー」所属のジュディーはリズにザナックはタケシに接近。一見怪しいようでいて実は腰が低いザナックはやはりどう見ても怪しい。犬にも警戒されてたし。一方ジュディーは、なにやらナーバスになってるらしいリズの状態を一発で見抜いていた模様。ってか、リズは何故にナーバスになってるのか。

・と思ったら、なんか優勝できた事がプレッシャーに成ってる模様。まぁ、分不相応な(と本人が思っている)肩書きってのは重いものだが、それにしてもそんなことぐらいで手まで震えてちゃイカンだろ。繊細すぎだ。

・タケシの妹は可愛いなぁ。

・チーム「エッジレード」の何らしかの策に嵌ったらしきタケシ。なんか空中で宙吊りになってるけど、何されてんだ?

・試合前に余裕をかましてたタケシ。試合前はガチガチだったリズ。しかしいざレースが始まってみれば、タケシは調子に乗ってただけで、リズはいつもと代わらない力を発揮している。ってゆーか、今回散々持ち上げられ、カンニガムにも認められたタケシの、本番でのダメっぷりは見ててちょっと戸惑うね。あれ?今の何?って感じってゆーか。

[アニメ] よみがえる空#04「大切な人」

・着任早々あまりにも重たい現場を体験し、落ち込む一宏。そりゃあなぁ。変な話だが、戦闘機乗りになってたら、一生人の生き死にに関わらずに過ごせたかもしれないし、望まない職場での出来事だってのが、余計に堪えるのかも知れんなぁ。

・そんな折、タイミングよく訪れるめぐみ。なんて察しのいい彼女なんだ。ってゆーか、方言能登はいいなぁ。

・ショックを受けて落ち込んでいるところだからだというのも判るが、完璧に言いがかりな一宏のめぐみバッシングは実に腹立たしいうえに、カッコ悪いね。そこをまた許容しているめぐみがなんとも健気でかわいいわけですよ。

・ってゆーか、高校時代のめぐみ。眼鏡にポニーですよ。クラシカルなセーラー服もあって凄まじく野暮ったくて超可愛いですよ。

・ジェット機乗りになれなくて、レスキューに回された、でもレスキューですら勤まらない、と言う事がコンプレックスに成ってる一宏。でも、普通に考えれば戦闘機乗りよりレスキューの方が難易度高そうだぞ。想定されるケースも多彩だし、何より「本番」の数が段違いだ。

・一宏が前回の出動で心に傷を負った事を知って、配慮が足りなかったと反省し涙を流すめぐみ。なんてイイ娘なんだ。泣くめぐみを見て八つ当たりを反省する一宏もイイ奴だ。ってか、なんだこの善人カップルは。

・ウサ晴らしにセックスを提案されたときは超スルーだったのに、わだかまりを解消した後はやることやってる一宏。あくまで好感度の高い奴だな。

・めぐみとのデートを目撃され、口止めしたのに翌日にはちゃっかり隊の皆にバラされて、からかい倒される一宏。まぁなんと微笑ましい光景であるか。先週とは別の番組のようだなぁ。まぁずっとあんな調子だと重すぎて見てるこっちが死ぬけどな。

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てんぐどー (2006/02/03 [金]  11:55)

ハバネロ湯のレポートをわくわくして待ちます。

さんとお (2006/02/04 [土]  03:03)

Σ(゜Д゜;エーッ! そんな!尻が大変な事になるじゃないですか!((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル
ってゆーか、たしかアレ、「美人の湯」とか言う企画なんで女性オンリーなんじゃないカナ?カナ?多分、きっとそうですよ(^^;;;;;;;